中国共産党と日本民主党との「交流協議機構」の第3回会合が11日、東京で閉幕しました。双方の代表は、共に関心を寄せる問題について意見を交わしました。

　この中で、中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長は「双方は今回の会議の論議を通じて、国際と地域態勢や中日関係の発展などの問題で幅広い合意に達した」と示した上で、両党関係の発展について「1.戦略の相互信頼を引き続き強化すること。2.実務的な協力を促進すること。3.未来の関係発展を維持するため、中日友好に努力する力を養うこと」の3点を提案しました。

　日本民主党の小沢一郎幹事長は、「民主党はアジア諸国との外交を重視している。中でも、日中関係が核となっている」という考えを示しました。また、「日中関係はアジア及び全世界に重要な意義があり、両国はこれからこの関係をより強化すべきだ」と指摘しました。（万、吉野）