史上最大規模の日本残留孤児謝恩団が9日、ハルビンで中国の養父母を感謝する謝恩会を開きました。

　団長を務める池田澄江さんは、帰国した2500名の残留孤児を代表して、命を助けてくれた中国の養父母に感謝するとともに、「第二の故郷である中国の建国60周年に当たり、私たちもお祝いを申し上げます。中日友好のためにもっと頑張っていきたいです」と語りました。

　今回の残留孤児訪中団は、1972年中日国交正常化以来、残留孤児が帰国した後結成された、最大規模の帰省謝恩団で、謝恩会には、養父母9人と残留孤児45人が出席しました。（取材：傅　穎　劉叡琳）