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新型インフルエンザ、世界の死亡者数が6000人超

2009-11-07 13:53:08     cri    

 WHO・世界保健機関は6日、世界の新型インフルエンザ感染状況をまとめた最新報告書を発表しました。それによりますと、11月1日現在、新型インフルエンザで死亡した人が少なくとも6071人に達し、199の国と地区で感染が拡大しつつあることを明らかにしました。

 感染状況が最も深刻なのは北アメリカで、その死亡者数は全体の75%を占めているとのことです。

 カナダ公共衛生局のオフィシャルサイトに発表されたデータによると、10月27日から11月5日まで、カナダでは新型インフルエンザでの死亡者がまた26人増え、死亡者数が合計115人に上りました。

 モンゴル衛生省の関係者は6日、「新型インフルエンザが全国範囲で広がっている。21の省のうち、17の省で新型インフルエンザの患者が見つかった。中国からワクチンを輸入することを急いでいる。全国で、5日から14日間にわたる高度警戒期に入った」と述べました。

 ブルガリア衛生省も6日午後、「人口が密集するエリアでは、1万人のうち200人以上がインフルエンザにかかっている。全国がパンデミック・インフルエンザの大流行に入った」と発表しました。

 ドイツのロベルト・コッホ研究所が5日発表した情報によると、ドイツでは新型インフルエンザの感染例がおよそ3万人に達し、その数が増えつつある。しかし、季節性のインフルエンザの感染例はまだ見つかっていないとのことです。

 スロバキアでは6日、新型インフルエンザで死亡した初の患者を出しました。

 同日、WHOは、ウィルスの混合と変異を防ぐため、動物が新型インフルエンザに感染することに注意するよう各国に求めました。(翻訳:KH)

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