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WHO 新型インフル・ワクチンの安全性監視を呼びかけ

2009-08-09 20:00:42     cri    

 新型インフルエンザH1N1のワクチンは、すでに臨床実験の段階に入り、今年9月の市場投入が見込れます。これを受け、世界保健機関(WHO)はこのほど、ワクチン接種の安全性と有効性の確保を改めて強調し、関係各国に24時間体制で厳格なモニタリングをしていくよう呼びかけています。

 WHOは、また、「ワクチンの使用において深刻な事態が起きることは極めて稀であるが、パンデミック(世界的大流行)の期間中に大規模な接種を行えば、特殊な問題が発生することは避けられないだろう」と指摘した上で、「これらの事態は予測不能であることを鑑みると、十分な臨床データを取得し、ワクチンの接種作業を充実化させるために、各国は接種作業の開始後、24時間体制でその安全性と有効性をモニタリングしていくことが必要だ」と強調しました。

 WHOはさらに、ワクチン接種のモニタリングデータを共有することを各国に呼びかけるとともに、それに向けたデータ収集や報告書作成に関する関連基準をすでに制定しました。(翻訳:Yan、田中)

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