中国衛生省の鄧海華報道官は6日北京で、「死亡症例の統計と報告方法の調整および新型インフルエンザ（H1N1型）の感染リスクが高くなった影響で最近国内の死亡症例の報告が急速に増加する可能性がある」と述べました。

　中国衛生省はこのほど通知を出し、「新型インフルエンザ確認患者が治療の過程で基礎的な疾病とほかの細菌の混合、ウイルスなど病原微生物の感染などがあるかどうかを問わず死亡した場合、すべて新型インフルエンザ死亡範囲に入れる」としました。

　鄧海華報道官は、「衛生省が各級の医療衛生機関に入院して治療するすべてのインフルエンザの症状に伴う重症死亡者に対し、新型インフルエンザウイルスの監査を行うことを要求した。また、死亡症例を見つけてから4時間以内に衛生省に書面報告を提出すること」と述べました。(翻訳：トウエンカ)