中米通商貿易合同委員会の第20回会議が杭州で29日、開催されました。中国の王岐山副首相、アメリカのゲーリー・ロック商務長官、カーク通商代表が会議を主宰しました。

　王岐山副首相は開幕の挨拶で「昨年9月、アメリカのロサンゼルスで開かれた第19回会議は、リーマン・ブラザーズ社が倒産し、国際金融危機が発生した時に当り、中国とアメリカを含む世界各国が未曾有の困難に直面していた。中国はアメリカと共に、Ｇ20サミット、中米戦略経済対話などを通じて協力し、両国と世界経済の成長回復のために積極的な役割を果たしてきた。現在、世界経済が依然として回復に向けて重要な時期にあり、中米両国は引き続き協力を強化し、各種の保護貿易主義に反対し、世界経済の成長回復を促進すべきだ」と述べました。

　ゲーリー・ロック商務長官は「アメリカ政府は協力し、建設的な態度で中国側が提出した各問題に対処する」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：村田）