中国の楊潔チ外相は23日夜、タイのホアヒンでアメリカのヒラリー・クリントン国務長官と電話会談しました。

　楊潔チ外相は「ここ数年来、中米関係は良好な発展を保っている。中国はアメリカと共に、両国の首脳による共通認識をもって、対話、交流と協力を強化していきたい」と述べた上で、「オバマ大統領は11月に中国を公式訪問する。これは両国関係にとって非常に重要なことだ。双方の努力によって、準備を整えて、訪問の成功を確保し、新しい時期の中米関係の発展に新たな活力を注いでいく」と強調しました。

これに対して、クリントン国務長官は「アメリカは、21世紀に向けて積極的に中米関係の発展に力を入れている。オバマ大統領は訪中に期待している。訪問は必ず成果を収めると信じている」と述べました。（Katsu/村田）