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北京、中米関係シンポジウムが開催

2009-10-22 17:49:29     cri    

 第4回中米関係シンポジウムは北京で22日、開幕しました。2日間の日程です。今回のテーマは「中米関係:今後30年の展望」で、中米両国の政界、実業界と学会から来た350人の代表が参加しています。

 中米関係シンポジウムはアメリカのブッシュ(George H.W. Bush)元大統領の提案で2003年から発足、中国とアメリカで交互に開かれ、中米両国の民間で最大規模、最高レベルのシンポジウムです。今年は中米国交樹立30周年にあたります。

 開幕式で、中国の楊潔篪(チ)外相は「21世紀の協力的で全面的な中米関係を構築する」という基調演説を行い、「中米関係は世界で最も重要で最も活力のある2国間関係の1つになった」としています。

 中米関係シンポジウムの発起人、アメリカのブッシュ元大統領はテレビ演説をし、「米中関係はアメリカにとって最も重要な2国間関係だ」という考えを示しました。

 国交樹立して30年間、中米双方は共同の利益が多くなり、協力分野も拡大しつつありますが、国際情勢に大きな変化が起きている現在、金融危機、気候変動、テロリズム、食糧安全などの試練に直面しています。

 今年4月、中国の胡錦涛国家主席がロンドンでオバマ大統領と会談した際、21世紀の協力的で全面的な中米関係の構築のため共に努力することを決め、新しい時代の中米関係の方向を示しました。今回のシンポジウムのテーマである「中米関係:今後30年の展望」は両国が共に臨んでいる試練に立ち向かい、新しい時代の中米関係の内容と見通しを検討するためのものです。楊潔篪(チ)外相が開幕式で行った基調演説で述べたように、中米関係を大いに推進する基本は互いに正しく理解し合うことにある、つまり、21世紀の互恵共栄の理念で相手を見て、戦略的で長い目で両国関係を見るべきだということです。(翻訳:ヒガシ)

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