北京市衛生局は6日、北京の地壇病院が、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪と新型インフルエンザの合併症に感染した患者を収容したことを明らかにしました。現在のところ、この患者は、危篤状態にあり、救急治療が行われているということです。
衛生省と北京市衛生局の専門家チームによりますと、患者は72歳の男性で、慢性閉塞性肺疾患を20年間患っています。2日、38.5度の高熱が出たため、診察を受けたところ、新型インフルエンザに感染していることが確認されました。3日、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪と新型インフルエンザの合併症であることが確認され、容態が危険な状態にあり、極めて重症な部類に属すると判断されました。
これまで、中国大陸で、新型インフルエンザの重症患者は13例報告されており、そのうち8人がすでに完治し、1人が死亡しています。(朱丹陽)
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