イランのサレヒ原子力庁長官は28日、イランがまもなくIAEA・国際原子力機構の査察受け入れるに関する具体的な日程を発表すると明かしました。
これは、イランプレステレビの取材に答えた際に述べたものです。サレヒ長官は、「新しいウラン濃縮施設の建設は、IAEAの関連規定の枠組み内で進められたもので、施設には安全防止措置が講じられている。イランはこの新施設のウラン濃度を5%以下に抑えることをすでにIAEAに通知している」と述べました。
サレヒ長官は、さらに、西側諸国がイラン核問題を政治化していることを非難した上で、米、露、中、英、仏、独6ヵ国およびIAEAと共に、政治と技術の両面でイラン核問題を解決していく意向を示しました。サレヒ長官は「イランの核建設は平和目的によるもので、核兵器を製造するつもりはない。核兵器を製造、使用および保有することは、イスラムの教義と原則にそむくものだ」と改めて強調しました。(藍/田中)
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