アメリカホワイトハウスのギブズ報道官は28日に行われた記者会見で、新たに発覚したイランの核燃料施設を直ちに査察することを求めました。

　ギブズ報道官は「10月1日にジュネーブで行われる予定のイラン核問題に関する国際会議で、イランは核施設査察実施に同意してほしい」と強調しました。

　なお、イランのアリ・アクバル・サレヒ原子力庁長官は25日声明を発表し、「イランはもう１ヵ所のウラン濃縮施設を建設している。この施設の全ての活動はIAEAの関連枠組み内で行っている」と述べました。アメリカをはじめとする西側諸国はこの濃縮施設に重大な関心を寄せています。（Katsu/吉野）