中国外務省の姜瑜報道官は29日、北京で行われた記者会見で、「まもなくジュネーブで開かれるイラン核問題をめぐる協議において、事態が進展することを期待している」と述べました。
これは、イラン核問題や関係地域の情勢に関する質問に答える際に述べたものです。姜報道官はその際、「中国は、国際的な核拡散防止体制を支持するとともに、この地域の安定と平和を維持するため、イラン核問題を話し合いにより解決することを主張している。関係各方面は、情勢の緩和や問題の解決に向けた積極的な努力を行うべきだ。イラン核問題を適切に処理することは、各国の利益に合致している。ジュネーブでまもなく開かれるイラン核問題をめぐる協議において、事態が進展することを期待している」と述べました。
なお、スイス連邦外務省が24日にコミュニケを発表し、EUのソラナ理事会事務総長兼共通外交・ 安全保障政策上級代表とイランのジャリリ核交渉首席代表が10月1日にジュネーブでイラン核問題をめぐる協議を行うことを明らかにしました。この協議には、中国の成競業軍縮大使が代表団を率いて出席する予定です。(藍/田中)
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