新型インフルの予防対策や治療方法などをめぐって議論を行う国際的なシンポジウムが21日、北京で開かれました。WHO・世界保健機関のマーガレット・チャン事務局長がビデオを通して、スピーチを行いました。
マーガレット・チャン事務局長はスピーチの中で、「冬を前に、新型インフルエンザ拡散の可能性や、ウィルスの変異に対して、十分に警戒する必要がある」と強調しました。
マーガレット・チャン事務局長は、また、「これまで行われてきた新型インフルの予防対策や治療活動において、積極的で効果的な国際間協力が見られた。疫病被害が深刻な国と疫病が新たに発生した国の間に、タイムリーな情報交換がなされ、世界範囲での予防・治療活動に有利な条件を作り出した」とし、これからも国際間協力を強化していく必要があると呼びかけました。(翻訳:KH チェック:田中)
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