会員登録

中国、民族宗教信仰の自由の維持に努力

2009-08-13 16:50:04     cri    























src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20090813ri.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"





width="300" height="44">

 中国は多民族国家で、中国に住む少数民族の人々は信仰の自由があります。中国政府は憲法の宗教信仰の自由に関する規定に基づき、具体的な政策を制定して、少数民族の宗教活動を保障しています。

 中国には各種宗教を信仰している人の数は1億人を超え、宗教活動を行う場所は8500万ヵ所、3000以上の宗教団体があります。中国共産党は宗教を信仰しませんが、信仰の自由を尊重しています。

 馮今源さんは中国社会科学院世界宗教研究所の研究員で、中国の宗教問題を研究して30年近くになりました。馮研究員は「中国では、公民の信仰の自由は『憲法』で保護され、少数民族の宗教信仰について特別の規定もある」とした上で、さらに「少数民族の信仰の権利について、『中華人民共和国民族区域自治法』には、民族自治地方の自治機関は各民族公民の信仰の自由を保障することを規定した。最も典型的なのは、チベット仏教に対する保護と尊重で、これには事例が豊富だ」と紹介しています。

 チベットは中国にある民族自治区です。チベット族の人はほとんどチベット仏教を信仰しています。信仰者は自分の意志で宗教活動をして、毎年、チベット自治区の中心地――ラサへ朝拝に来る人が百万人を超えています。チベットの伝統文化と宗教信仰を保護するため、中国政府は毎年、宗教保護の資金を拠出して、ポタラ宮殿や大昭寺(ジョカン寺)など寺院の修繕に当て、チベット語版の大蔵経などの経典を整理・出版しています。

 現在、チベットにはあわせて1700以上の寺院があり、平均して1600人ごとに一ヵ所、常駐の僧侶や尼は4万6000人を超えています。

 チベット仏教のほかに、中国にはイスラム教を信仰する人も多く、約2200万人いるといわれています。中国にある56の少数民族のうち、イスラム教を信仰する民族は10あります。イスラム教信仰者が集中している新疆ウイグル自治区では、2万4000ヵ所のモスクがあり、平均して400人ごとに一ヵ所、一部のイスラム国家より数も多いし、密度も高いです。

 このほか、中国政府はイスラム教信仰者の食習慣や葬儀などの風俗習慣を尊重して、「清真食品(豚関連の食材を除いたイスラム教信仰者が食べる食品)」に関する法規を制定し、イスラム信仰者の公共墓地を設けています。ここ数年、中国はイスラム教信仰者の権利を保護するために、その感情を傷つけた関連出版物を処理しました。

 中国イスラム教協会の陳広元会長は「わたしは50年間、阿訇(アーホン、イスラム経典を読む人)を務めた。50年の経験から、中国の宗教政策は正しいと思っている。特に改革開放後の30年間、各方面の政策の実施がますますよくなった。阿訇として満足している」と述べました。

 今年4月、中国政府ははじめて『国家人権行動計画(2009-2010年)』を公布し、この中には通常の宗教活動、宗教団体、宗教活動を行う場所および宗教信仰者の合法的権利を引き続き保護していくこと、少数民族地区の歴史文化財となる寺院や宗教施設の維持に資金投入していくことなどが盛り込まれています。(翻訳:ヒガシ)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS