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中国チベット学研究センターによるチベット発展状況

2009-03-30 16:54:21     cri    




















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 中国で最も権威のあるチベット学の研究機構である中国チベット学研究センターは30日、『チベット経済社会発展報告』を発表しました。この報告は社会制度、環境保護、経済発展のレベルから、チベット経済の発展状況や、直面している問題を分析し、「中央政府や省の支援の下で、チベット経済は高い水準で成長を維持し続けている」と明らかにしています。

 この報告では、「チベットの民主改革が実施されて50年間、チベットでは社会的な富が増加し、住民の生活レベルも改善された。1959年に実施された民主改革によって、封建農奴制度を廃止した。昔、封建領主に支配されていた土地をはじめとする生産資材が大勢の農奴に分けられたことによって、生産力が大きく高まり、チベット経済の著しい成長が実現した。チベット住民、特にチベット族の一人当たりのGDP・国内総生産、平均寿命、教育レベルなどが大きく変化した」としています。

 中国チベット学研究センターの研究員朱暁明氏は「中国国内で、自治区や省における社会変革の規模からみると、チベットがもっとも大きなものである。チベットは社会の発展段階における封建農奴社会から、封建社会の後半と資本主義の段階を超えて、一気に社会主義の段階に入った。このような社会の変革がチベットという少数民族の集中している地域で行われることはさらに困難を伴う。中央政府は特別な政策を取ることで、チベットの安定した社会変革を実現させた」と紹介しています 。

 一方、チベットの環境保護について、中国チベット学研究センターのラヨンダンドィ研究員はこのように「チベット自治区はアジアを流れる多くの大河の源に位置するチベット高原にあるため、環境保護が極めて重要だ。チベットの自然環境はとても過酷で、例えば木を植えても平地であれば容易に根付くが、チベットではそれがとても難しい。中央政府とその他の省がチベットに多額の資金援助を行うことを通して、チベットの環境事業を支援している。資金さえあれば、採鉱や森林伐採といった環境破壊につながることをせずに、社会を発展させることができる。私はこれまでにいろんなところに行ったことがあるが、ラサの空気が一番きれいだ」と紹介しています

 チベットでは都市部と農村部の発展には大きな格差があることや、住民の教育水準の向上などの問題が残っています。このことについてラヨンダンドィ研究員は、「中央政府とその他の省がチベットに大規模な支援を行っている。チベットでは雇用も生み出された。しかし、住民たちの教育水準が極めて低い。自治区政府は2年前から農牧民の就職先を確保する政策を実施している。それによると、政府の投資プロジェクトであれば、スタッフの3分の1以上は地元の農牧民を雇用しなければならない」と紹介しています。(03/30 翻訳:Yin 専門家:安藤)

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