ロシアのプーチン首相は12日、グルジア・アブハジア地域の政府所在地スフミで「ロシアは、経済や政治上で一連の援助をアブハジアに提供するつもりだ。必要な場合は、軍事的援助も辞さない」と発表しました。
報道によりますと、プーチン首相はアブハジアの政府首脳バガプシュ氏との会談後、合同記者会見を開き、向こう2年の間、アブハジアに110億ルーブル(約3億5000万ドル)に及ぶ援助を提供することも明らかにしました。
一方、プーチン首相の訪問期間中、スフミと観光名所ガグラでそれぞれ爆発事件が起き、合わせて死者4人を出しました。地元警察当局は調査に乗り出しています。
プーチン首相のアブハジア訪問は、グルジア紛争後、ロシアの首脳として初めてだということです。これについてグルジア外務省は、「この訪問は、ロシアとグルジアの停戦協定締結1周年というタイミングに合わせた計画的な挑発だ。外カフカース情勢の緊張化を企んでいる」とプーチン首相の訪問を強く非難しました。(翻訳:コオリ・ミン)
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