ロシアのメドベージェフ大統領は13日、南オセチアの州都ツヒンバリを訪問し、双方の軍事面での協力強化の意向を示しました。グルジア外務省はこの日、声明を発表し、強く非難しました。
報道によりますと、メドベージェフ大統領はこの日、南オセチアの指導者ココイトイ氏と共に、ロシアがツヒンバリに設置した軍事基地を視察しました。ロシアとグルジアの衝突が発生して以来、ロシアの大統領がツヒンバリを訪れるのは初めてです。グルジア外務省は声明の中で、「メドベージェフ大統領の今回の訪問は南オセチアの傀儡政権の合法化を目的としており、国際社会への挑発であり、ロシアが国際法の準則を無視していることを表している」と非難し、ロシアが6項目の停戦協定を履行するよう働きかけることを国際社会に呼び掛けました。
グルジアのバクラゼ議会議長はこの日、「議会は、メドベージェフ大統領の南オセチア訪問について声明を発表し、さらにこの声明を関係の国際組織に提出する予定だ」と表明しました。
(翻訳:洋 チェック:吉田)
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