国連安全保障理事会は4日、1882号決議を可決し、「武装衝突地域での児童保護措置を強化する」と明らかにしました。
この決議によりますと、安保理は衝突地域の児童に対する国連の監督・報告メカニズムの範囲を拡大し、これまで児童兵士の募集や戦場での利用などの犯行から、性侵害、殺害、虐待にまで及ぶということです。
また、国連のパンギムン事務総長は、世界の児童と武装衝突に関する年度報告書を安保理に提出した際、「報告書の添付ファイルに上述の犯行を犯した容疑者リストを加える」と提案しました。
決議はさらに、関係者が適切な行動計画やタイムテーブルを策定して、児童に対する侵害行為を直ちにやめ、関連諸国が児童への侵害の容疑者を早めに逮捕するよう呼びかけました。(08/05 翻訳者:Lin チェッカー:金井)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |