ワシントンを訪問中の中国の王岐山副首相は26日、米下院の米中ワーキンググループ共同議長のリック・ラーセン氏など議会議員と会談しました。

　この中で、王岐山副首相は「中米の戦略・経済対話は両国首脳が決めた政府間のハイレベルな対話を行う重要な場であり、21世紀の中米の全面的な協力の発展を促進することを目的としている。先進国と発展途上国の大国として、両国は対話と交流を強化し、共に世界金融危機に対応して貿易と投資の保護主義にあくまで反対すべきだ。また、双方はエネルギーや環境などの問題解決を促すべきだ」と強調しました。

　一方、ラーセン共同議長らは「米側は中米戦略・経済対話を非常に重視し、これを両国関係の重要な一部としている。中国との協力を強化し、世界の経済回復を促進することを期待しており。同時に中国と共に21世紀の米中関係の発展を促進していきたい」と述べました。(万)