欧州議会は15日、中国のウルムチで発生した「7・5」事件に対するEUの政策について討論会を開きました。一部の議員は、「7・5」事件について中国を不当に非難すべきでないとし、EUが中国の分裂主義勢力を支援することがよくないと見ています。
イギリスからの欧州議会の議員Nirj Deva氏はその発言で「EUは中国の分裂主義勢力を支援すべきではなく、分裂主義を支援することがEUの精神に違反している。『7・5』事件が外部勢力の画策によるものであれば、それらの人を国際刑事裁判所に移し裁判すべきであり、画策者が中国国内にいれば、中国で処理されるべきだ。EUは中国を支援すべきだ」と指摘しました。
ルーマニアのセブラン議員は「少数民族問題は一部の人が地政学上の目的をたくらむ道具になってはいけない」と述べました。
イギリスからのタンノック議員は「中国政府の『東トルキスタン』テロリズムに対する心配も道理だ」と語りました。
また、イギリスからのスティーヴンスン欧州議会議員は「この事件は分裂勢力が仕掛けた計画ある暴力襲撃事件だった。中国政府は適切な行動を講じて事件を抑えた。中国を非難するのも事実を尊重した上でやるべきだ」と述べました。(翻訳:ZHL)
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