アメリカのオバマ大統領は6月30日、「イラク駐留アメリカ軍がイラクの都市部から撤退することは重要な一里塚であり、イラク国民が自らの運命を握るようになった」と語りました。

　オバマ大統領は6月30日ワシントンで、「イラク駐留アメリカ軍はこの日、イラクの治安権限をイラク政府と治安部隊に引き渡した。これはアメリカが責任を持ってイラク戦争を終結するために取るべき行動の一つだ。来年の9月には、すべての戦闘部隊をイラクから撤退させ、2011年末までにイラクから完全撤退する」と述べました。

　オバマ大統領はさらに、「イラクの治安情勢は依然として楽観視できず、今後ともイラクの安定に向けて支援を行っていく」と語りました。（07／01　翻訳者：Lin　チェッカー：田中）