カタールのアルジャジーラ・テレビは3日、アルカイダのサウマ・ビンラディン氏の録音の音声を流しました。この話の中で、ビンラディン氏は「オバマ大統領がブッシュ前大統領のイスラム世界を敵視する戦争の遺産を受け継いだ」と非難しました。
ビンラディン氏は、「オバマ政府はタリバンに対するパキスタンの軍事行動を支援し、大量の難民を作り出した。オバマとその政府はイスラム世界で仇の種子を植えた。今後、数年ないし数十年間にアメリカ人はその政府のやり方に代価を払うだろう」と述べました。
パキスタンを訪問中のアメリカのパキスタン・アフガニスタン問題担当のホルブルック特別代表は3日、イスラマバードで、「ビンラディン氏の声明はきわめて笑われるべきものだ。アルカイダ組織とタリバン武装勢力はパキスタンの難民問題に責任を持つべきだ」と述べました。
サウジアラビア文化情報省の官員はこの日、「アルカイダ組織は現在、山に身を隠して声明を発表することを通じて、その存在を表しているに過ぎない。これは、彼らの道がもう尽きたことを物語っている」と強調しました。(翻訳:トウエンカ)
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