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「主権国家の枠を超えた準備通貨」、ドルへの懸念を示す

2009-06-30 16:48:17     cri    




















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 中国の中央銀行はこのほど、2009年度『中国金融安定報告』を公布し、主権国家から脱却し、長期的に安定的な価値を保つ国際準備通貨の創出を呼びかけました。これは周小川中央銀行総裁が3月に「主権国家の枠を超えた準備通貨」を提案した後、2回目の提案となります。金融関係の学者は「これは中国を含む多くの非ドル通貨の国によるドル主導の国際通貨システムへの懸念を示している」としています。

 人民大学金融証券研究所の趙錫軍副所長はこれについて 、「現行の国際システムはドル主導なので、ドルに変動があれば、ドルで決算、投資などの経済活動をするすべての国に様々な損害をもたらす。これはリスク分散の原則に合わないものだ。今回の金融危機はアメリカの金融市場の不安定を露わにした。われわれにはより多くのリスクを分担できる通貨が必要である。中央銀行の提案は中国及び世界の投資家がこれに懸念を示すと共に解決法を見出そうとする姿勢を表明したと思う」と分析しました。

 「主権国家の枠を超えた準備通貨」を主張すると共に、中央銀行はIMF・国際通貨基金のSDR・特別引出権の役割を十分に生かして、IMFによる加盟国の一部準備通貨の管理を提案しました。

 これについて、中国社会科学院金融研究所中国経済評価センターの劉煜(いく)輝主任は 、「SDRの役割を生かすことは中国にとって喜ぶべきことだが、それより、SDRの背後にあるIMFにおいてアメリカが絶対の権利を持つ枠の変化にもっと関心を持っている。この背景の改革を行わなければ、IMFはアメリカ財政省傘下の一機構という役目から抜け出せず、ドル本位の国際通貨システムから離れることはできない」としました。

 現在、中国には2兆ドルの外貨準備があり、世界のトップに立っていますが、そのうち70%がアメリカ国債などのドル資産です。今年4月、中国は保有しているアメリカ国債を44億ドル減らしており、また、今回の中央銀行の報告で「主権国家の枠を超えた準備通貨」を提案したことは中国の外貨準備政策に変化が起きるのではないかと海外メディアに疑いの目を向けられています。これに対して、周中央銀行総裁はこのほど、スイスで開かれた世界金融会議で、「中国の外貨準備政策は安定しており、突然の変化はない」と強調しました。

 これについて、中国人民大学金融証券研究所の趙錫軍副所長は 、「近いうちに変化はないだろうが、心配はあると思う。ドルは確かに安定していない。しかし、ドルへの懸念によってドル資産を減らし、主権国家の枠を超えた準備通貨を創出しようとすることはない。周総裁は報告の中で、ドル資産を減らすことは中国の戦略ではないと示している。現在、3つのことを同時進めなければならない。ドル懸念すると共にドルをいかに安定させるかを考えること、ほかの通貨によりドルのリスクを分散させること、資産のバランスを合理化させることだ」と分析しています。(翻訳:ヒガシ)

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