主要8カ国(G8)外相会合が25日から3日間の日程で、イタリア北部の港湾都市トリエステで開かれています。アフガニスタン情勢、中東和平プロセス、テロ取締りなどが今会議の主要議題となっています。
イタリアのフラティニ外相は開幕式で「イタリアは、各国がアフガニスタンの安定は世界の公の財産だということを認識し、このために共に責任を負うよう希望する。同時に、イタリアはアフガニスタン問題の解決は地域の協力と国際協力、特にパキスタン、インドなどとの協力がなくてはならないと考えている」と述べました。
さらに、フラティニ外相は「パレスチナとイスラエルの衝突が最終的に両国の方針を原則に解決されるよう、国際社会が団結を強化していくことを希望する。イタリアは今イランで起きているすべてに対し明確かつ強固な立場を取るだろう」と強調した上で、「国際社会はイランを非難し、票の再集計を求めるべきだ」との考えを示しました。
また同日、イタリアのベルルスコーニ首相はこの日、金融市場のルールを安定させる問題を7月上旬にイタリアのラクイラで開かれるG8サミットで優先的に討議することを明らかにしました。(翻訳:トウエンカ)
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