EAPCの安全保障フォラームのEU域外における開催は初めてです。
デ・ホープ・スケッフェルNATO事務総長は「今回フォーラムはアフガニスタン情勢をはじめ、コーカサス地域、中央アジアおよびエネルギーの安全保障について検討する。アフガニスタン周辺の中央アジア諸国はいずれも主権国家であり、自らの安全保障を確保できる。NATOはこの地域の安全保障を担うべきではない。われわれは今回フォーラムを機に上海協力機構諸国との協力を模索していきたい」との考えを示しました。
また、デンマークのムラー外相は「NATOはアフガニスタン軍と警察に対する訓練強化を決定した。パキスタンをはじめアフガニスタンの隣国との協力を強めることはこの地域の長期にわたる安定にとってプラスである」と述べました。
一方、カザフスタンのナザルバエフ大統領はフォーラムに書簡を送り、「わが国はユーラシア大陸の中央部に位置し、欧州とアジアの安定と安全保障に寄与できる」との姿勢を示しました。(ジョウ)
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