韓国統一省のキム・ホニョン(金虎年)報道官は15日、「韓国は来週に第2回韓朝政府間対話を行うことを提案した」と述べました。

　キム・ホニョン(金虎年)報道官は「提案の書簡はこの日の午前中に送ったので、朝鮮がこの提案に答えることを希望する」と述べました。

　韓国メディアの報道によりますと、数日間、韓朝の高官がケソン（開城）で第2回韓朝政府間対話のために交渉を行っても、意見の一致に達成できなかったため、進展が特にはありませんでした。韓国の15日にコンタクトを取る提案が朝鮮に断られたので、代表は15日に帰国しました。

　一方、朝鮮の提案により、韓国と朝鮮は4月21日、朝鮮のケソンで短いコンタクトを取りました。その中で、朝鮮はケソン工業パークにある韓国企業の賃金と従業者の給料を高めることを提案しましたが、韓国はその前に拘束された韓国企業社員を釈放するよう求めました。この提案は朝鮮に政府間対話に関係がないとして断られました。これはイ・ミョンパク（李明博）氏が大統領に就任して以来、初の韓朝政府間対話となります。（翻訳：ヒガシ）