メキシコ保健相は13日、「メキシコでは、A型インフルエンザ（H1N1）ウイルスの感染者数が減少しつつあり、全国の死亡者数は100人を超えないだろう」と述べました。

　メキシコのコルドバ保健相はこの日、「病院からの報告によるとA型インフルエンザの感染症例が減っている。死亡者数が100人を超えないよう望んでいる。現在、60人が死亡し、病院では40人が重体となっている」と述べました。

　現在、世界でメキシコはA型インフルエンザによる死亡者数がもっとも多い国です。コルドバ衛生相は、「今後2週間の予防活動はメキシコにとって非常に重要だ。ウイルスの感染がそれほど強くないことから再度拡大の抑制は出来ることだ。」と述べました。（翻訳：トウエンカ）