このほど、中国本土と香港ではそれぞれA型インフルエンザ（H1N1）の感染者2人を確認しましたが、世界保健機関（WHO）の韓卓昇(Hans Troedsson)中国代表はこれを受け、「中国政府と衛生部門はA型インフルエンザの感染予防と拡大防止で、WHOと密接な協力関係を保っている。中国政府は感染拡大を防止するための対策が整っている」と語りました。

　韓卓昇代表はまた、「SARSと鳥インフルエンザを経験した中国は、この経験を活かすことができるだろう。また、１年前の手足口病の流行も医療関係者の迅速な対応を可能にし、人々の予防意識を高めた。これらはいずれも中国がA型インフルエンザの感染拡大を防ぐ上での長所になっている」と語りました。（翻訳：Yan）