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国際社会、A型インフルエンザの蔓延に引き続き対策

2009-05-07 19:49:06     cri    

 A型インフルエンザ(H1N1)の世界での蔓延を食い止めるため、国際社会は引き続き対策を強化しています。

 キルギス衛生省は7日、一連の対応措置を講じると同時に、ウィルスの伝来と感染拡大の防止に引き続き警戒するよう国民に呼びかけています。

 国際獣疫事務局(OIE)のベルナール・ヴァラ事務局長は、6日、「A型インフルエンザの感染に起因した死亡者の人数は、普通のインフルエンザより多いことはない。しかし、A型インフルエンザH1N1の感染力が強いため、一部の人の間でパニックを引き起こした」とし、「感染状況はすでに緩和の兆しが見えられる」と述べました。

 アメリカの研究者もこのほど、「これまで、世界規模で蔓延したインフルエンザのウィルスと比べれば、A型H1N1インフルエンザのウィルスは心配されているほど深刻なものではない」という内容の報告書を発表しました。

 メキシコのコルドバ保健相は6日の記者会見で、「A型インフルエンザの感染状況は、メキシコで緩和の兆しは見えたものの、ウィルスの感染拡大に対する予防措置をおろかにしてはならない。世界保健機関(WHO)は感染の警戒レベルをフェーズ5に設定しているが、メキシコでは新しい感染例が報告されなくなるまで、フェーズ6に相当する厳戒態勢で取り組んでいる」と発表しました。

 WHOによりますと、北京時間7日夕までに、世界23の国と地域で1862例のA型インフルエンザ(H1N1)の感染例が報告され、このほか、感染による死者が31人に達したということです。(翻訳:Yan)

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