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A型インフル感染、引き続き拡大

2009-05-07 10:31:12     cri    
 WHO・世界保健機関が発表したデータによりますと、北京時間7日午前9時までに、世界22カ国と地域で確定されたA型インフルエンザ(H1N1)の感染例は1772人に上り、そのうち31人が死亡したということです。WHOが6日午前発表したデータと比べると、増加した感染者は377人、死亡者は1人です。

 アメリカ州は依然として感染が最も深刻な地域です。メキシコの感染が確認された数は793人で、29人が死亡しました。アメリカは640人、2人が死亡しました。また、カナダは165人の感染が確定されています。

 ヨーロッパでは、フランスは新たに2人が確認され、イギリスは4人の確認が追加されました。

 アジアでは、シンガポール衛生省は6日、これから5日間内に、A型インフルエンザの警戒レベルを下がることを発表しました。韓国の2人目の患者は6日に退院しました。また、モンゴルは6日、A型インフルエンザ患者と接触した人が乗ったモスクワからウランバートルへの航空便の、乗客、乗務員109人を隔離しました。

 これまでに、アフリカではまだ感染者が発見されていませんが、疑い例は3例となっています。

 ワクチンについては、カナダのアグルカック衛生相は6日、「カナダの科学者は3つのA型インフルエンザ(H1N1)のウイルスサンプルの遺伝子を解明した」と発表しました。このウイルスの遺伝子配列が初めて解読され、ワクチンの研究開発にプラスとなると見られます。今年の11月にワクチンが開発される見込みです。(翻訳:ooeieiチェック:安藤 直子)

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