A型インフルエンザ(H1N1)が世界での感染が広がっている中、国連や一部の国家連合体と国は感染拡大を防ぐため、対策を講じています。
国連のパン・ギムン事務総長は5日、「現在及び今後発生する可能性のある世界的な公共衛生危機に備え、各国政府は今後数週間内に『国際保健規則』に基づき、世界範囲でウイルスサンプルやほかの資料及び疾病感染の関連データを共有することについて協議すべきだ。貧困国家の世界的保健危機対応に支援するため、調整可能で、かつ長期的な資金調達メカニズムの構築を認めた。あらゆる対策を講じて、WHOが必要とするあらゆる資源を有し、必要な時に役立つことを確保する。科学的な根拠が明らかになるまで、貿易と渡航の規制を取りやめる」と述べました。
このほか、中部アフリカ国家経済共同体やアラビア国家、ブラジル、メキシコなどの国や国際組織も新型インフルエンザ(H1N1)の対策を急いでいます。(翻訳:ヒガシ)
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