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沙祖康国連事務次長、新型インフル感染者拡大に憂慮

2009-04-30 10:20:53     cri    

 国連の経済・社会事務担当の沙祖康事務次長は29日北京で、「現在、一部の国で爆発的に広がる新型インフルエンザ(豚インフル)は、人類の健康に損害を与えると同時に、世界金融市場や貿易、観光を脅かすだろう」と指摘しました。

 これは沙祖康事務次長が国連の経済社会理事会アジア太平洋地域閣僚級年次総会で述べたものです。沙事務次長はその中で、「世界は現在、1929年の世界大恐慌以来もっとも深刻な金融危機と経済後退に直面しており、新型インフルエンザの人への感染は全世界が注目する問題となった。多くの危機の相互作用により、問題の解決はますます複雑で困難になってきている」とした上で、「新型インフルエンザの感染者の拡大により、一部の貧しい国では医療保健システムの不備で十分な医療サービスを提供できない恐れもあるだろう」と指摘しました。(翻訳:ZHL チェック:大澤)

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