中国農業省は28日、中国動物疫病予防コントロールセンター、中国動物衛生・流行病学センターなどの部門と協力して、豚インフルエンザ予防専門家チームを設立し、海外の疫病伝染状況を把握する一方、予防措置を検討し、政策の提案を行う方針です。
孫政才農業相はこの日、「これまで、中国で豚インフルエンザの患者が出ていないほか、豚の体内から類似したウィルスを検出できなかった。しかし、海外では患者が増えており、感染の区域も広がっているため、中国に波及する可能性が全くないとは言えない」と語りました。
孫政才農業相は「突発状況に対応するため、農業省はさらに緊急対応策を補完し、農業省と各省の緊急対応予備チームを編成する。各部門は応急物資と技術の備蓄を進め、疫病対応の検査、診断、ワクチンと治療の研究などの措置を講じる必要がある。また、予防、消毒用品や、薬品の備蓄を進めるべきだ。このほか、農業省は関連の情報や国際組織の発表したデータに注意し、疫病の状況を把握する方針だ」と明らかにしました。(04/29 翻訳:Yin 専門家:米村)
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