一部の国で発生した豚インフルエンザの人への感染に対し、中国商務省は海外で働く中国人の生命の安全を確保するため、メキシコへの渡航延期を勧告しました。また豚インフルエンザの人への感染が発生した他の国に赴く場合、予防の意識を高めるよう求めています。

　商務省はこのほど通報を発表し、「WHO・世界保健機関の情報によると、一部の国で発生した豚インフルエンザの人への感染は全世界に拡大する可能性があり、世界的に懸念される公衆衛生上の問題となった。メキシコで4000人余りの擬似症例が発見され、100人余りが死亡した。また、アメリカ、カナダ、スペイン、フランスなどの国でも感染者が発見された」と指摘しました。

　（翻訳：洋　チェック：米村）