会員登録

WHO、豚インフルエンザについて記者会見

2009-04-29 16:16:51     cri    




















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20090429ss.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"





width="300" height="44">

 メキシコとアメリカで発生した豚インフルエンザは全世界で広がりを見せつつありますが、対応できないという状態ではありません。

 WHO・世界保健機関の報道官は28日ジュネーブで記者会見を行い、豚インフルエンザの感染などについて説明しました。

 WHOは警戒レベルを高める一方、旅行制限や感染地域閉鎖を行わないよう助言しました。

 その理由について、WHOの報道官は「今、豚インフルエンザが相当広い範囲に広がっている。このような広い地域に対して封鎖措置を取るのは大変困難なことである。また、今までの状況から見ると、封鎖などの措置はウィルス拡散防止の面で効果的なものでないことが分かった」と述べました。

 「空港で体温を測るなどの検査措置では必ず感染者が見つかるとは限らない。発熱という症状はいろいろな原因によるものであり、必ずしも豚インフルエンザに感染したわけでない。仮にインフルエンザに感染したとしても、潜伏期があるので特に症状が現れるはずがない。だから、体温検査はあまり意味のないものである」と指摘しました。

 今回の豚インフルエンザ発生の原因について、WHOの報道官は今の段階でまだはっきり判らないと明らかにした上、さらに、「現在確認されたすべての症例のなかで、豚と直接かかわる証拠が見つからなかった。感染ルートは人と人の間である」と語りました。

 「感染ルートは人と人の間である。豚肉を完全に加熱すればすべてのウィルスが死滅した」とWHOの報道官はこのように述べました。

 北京時間の28日夜までに、メキシコで豚インフルエンザに感染して死亡した人は152人と確認されました。

 大量の死亡者が出た原因について、WHOの報道官は「原因はまだ不明である」との考えを示した後、「多分、治療薬などを即時に手に入れられなかったこと、あるいは、感染したウィルスが検出できなかったかもしれない。また、医師が今まで取り扱ったことのない病気に対して、どう処置すればいいのか分からなかった可能性もある。この豚インフルエンザが発生した当初の被害者には医師も含まれている」と語りました。

 豚インフルエンザ発生後、世界で最高の医療衛生事業の管理機構であるWHOは即時に対応措置を講じ、また、緊急対応委員会を設置、専門家会議を2回開きました。専門家の提案の下で、豚インフルエンザの警戒度をこれまでのフェーズ3からフェーズ4まで引き上げました。今後の対応措置について、WHOの報道官は「WHOは今後ともこの事態の推移を注意深く見守っていく。特に、薬物耐性のある症例に対して非常に関心を持っている。今後緊急対応委員会は毎週2回会議を開き、相応の対応策をとる」と強調しました。

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS