香港特別行政区の曾俊華財政長官はこのほど、去年と今年合わせて打ち出した景気刺激策は総額700億香港ドルを超え、域内総生産の4.2%を占め、香港史上最大規模となったことを明らかにしました。
香港特別行政区の立法会議は23日に、2009年と2010年の年度財政予算案を採択しました。曾俊華財政長官はこの中で、「非常時に一時的な景気刺激策を講じ、大量な財政資金を使用して対応することは適切である」とし、「世界経済が不安定な現在、香港政府が世界と香港の経済の変動を注意しながら、適宜、必要な刺激策を行う」と述べました。
曾俊華財政長官はまた、「香港自身は、外貨準備高と貯蓄率が高く、負債が少ない。また、本土の金融危機への対応力が強く、国際社会は中国本土が近いうちに景気回復を実現できると信じているので、香港経済の景気回復にもいい影響を与える。香港政府は香港の景気回復と将来の更なる発展のために、準備作業を整えている」と述べました。(翻訳:KH)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |