香港特別行政区財政局の曾俊華局長は25日立法会議で、2009年ー2010年度の財政予算案を発表しましたが、これは公共支出の増加や財政困難での詳しい解決策を制定し、市民と企業への支援強化を決めていることから、香港の政界と商工業界から高く評価されています。

　特別行政区の曾蔭権行政長官は、「この予算案は、実務的で長期的な見地に立っており、世界の金融危機に対応できるだけでなく、香港の長期的な発展の基盤を固めるだろう」と述べました。

　また、この予算案は、香港の商工業諸団体の歓迎を受けています。香港工業総会は特別行政区政府が打出した『適度な赤字予算案』を支持しており、「政府が景気低下の時期に財政備蓄を使って、経済問題と市民の困難を解決することは、賢明なやり方だ」としています。

　香港中華総商会も新しいこの予算案への支持を表明する同時に、一致団結して、香港経済を盛んにするために各措置の実施に協力するよう香港の社会各界に呼び掛けています。（翻訳：洋）