中国外務省の姜瑜報道官は9日の記者会見で、朝鮮のこのほどの打上げ問題について、「各方面が冷静と自制を保ち、慎重に物事を運び、対話を通じて関連問題を適切に処理し、朝鮮半島や北東アジアの平和と安定を共に維持していくよう希望する」と述べました。
姜瑜報道官は、「朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議はこの6年来、いくつかの面で積極的な進展をみた。これまでの実践が立証しているように、6カ国協議は、各方面の互いの理解と信頼を強め、朝鮮半島の非核化を実現させ、北東アジアの調和の局面を構築するための対話を行う重要な場である。朝鮮半島問題の処理における中国の目的は朝鮮半島の平和と安定を維持することだ。これは中国だけではなく、国際社会の共通の利益にも合致する。圧力をかけたり、制裁を行ったりすることは朝鮮半島の非核化の実現にプラスにはならない。各方面が外交手段を通じて、朝鮮半島の非核化を共に推進していくことを希望する」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |