朝鮮が5日に発射した「光明星2号」(クァンミョンソン2号)は国際社会の注目を集めています。
韓国の李相憙(イ・サンヒ)国防相は、国会で「どんな物体も軌道に進入しなかった」と述べました。柳明桓(ユミョンファン)韓国外交通商相は「朝鮮の発射物は人工衛星の可能性もある」と述べました。
ロシア外務省の報道官は「ロシア側は朝鮮が発射したのは近地軌道人工衛星という事実を確認した」と述べました。
EUとアメリカが5日プラハで発表した共同声明で、「朝鮮が国連の関連決議に背き、東北アジアの平和と安定を損なった」と指摘しました。
一方、ロシアの外相は当日、アメリカのクリントン国務長官と日本の中曽根弘文外相とそれぞれ電話会談を行い、この問題について意見を交わしました。各国は東北アジア地域の安定と六カ国協議を維持するため、関係国が共同行動する必要があるとの考えを示しました。
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