中国の胡錦涛国家主席は1日ロンドンで、アメリカのオバマ大統領と会見し、双方は21世紀によりよい両国関係を築き上げるため努力していくことで一致しました。
胡錦涛国家主席は、その際、「現在、中米関係は新たなスタートラインに立ち、重要な発展チャンスに恵まれている。両国は、手を携えて21世の積極的に協力していく全面的な協力関係を築き上げるため共に努力していくべきだ」と語りました。
オバマ大統領は、「米中関係は世界で最も重要な二国間関係であり、両国は緊密な経済関係を持つだけではなく、重要な国際問題と地域問題において共同の利益を持っている」と述べました。
両国の元首は、中米間の戦略対話と経済対話のシステムを確立することで一致し、2009年夏にワシントンでそれぞれの1回目の対話を行うことを決めました。
両国元首は、また、中米両国が世界の主要経済国として、世界経済の成長回復や国際金融システムの安定のために、各国と共に努力していくことを強調し、両国に利益をもたらす貿易と投資の政策を支持し、保護主義反対を約束し、健全かつ安定した中米間の貿易関係を維持することで一致に達しました。
また、オバマ大統領は、「アメリカ政府は一つの中国の政策を堅持し、中米間の三つの共同コミュニケを遵守している。アメリカは台湾海峡両岸関係の改善を歓迎し、これが成果を収めることを期待している。台湾は中国領土の一部分であり、アメリカはチベットの独立を支持しない」と述べました。(翻訳:李軼豪)
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