国連のパン・ギムン事務総長は11日、ワシントンでアメリカ下院外交委員会のハワード・バーマン委員長と会談した際、「アメリカが国連の改革、特に平和維持活動を支持して欲しい」と述べました。

　席上、パン・ギムン事務総長は「現在、アメリカはまだ国連に10億ドルの滞納金がある。経費不足によって、国連は加盟国が求める任務を完成できない」と強調しました。

　また双方は、アフガニスタン問題やハイチ問題、スーダン情勢、ガザ地区情勢、気候変動、人権問題、人種差別の撤廃、来月行われる予定のG20・主要20カ国・地域首脳会議などについて意見を交わしました。（翻訳：katsu）