国連環境計画のアヒム・シュタイナー事務局長は開会式で挨拶し、「金融危機に直面している今、経済の「グリーン化」の促進をより重視するべきだ」と述べました。また、シュタイナー事務局長は「国際グリーン経済の持続可能な発展を推進するため、各国は2万5000億ドルの経済刺激策の3分の1の約7500ドルをグリーン経済に投入しよう」と呼びかけました。

　中国代表団団長である環境保護省の李干傑次官は、「世界的危機に直面している現在、グリーン経済の発展チャンスは多い。各国は協力を強め、国際経済と環境の発展を促進する」と述べました。

　国連環境計画と中国環境保護省が共催した「北京グリーンオリンピック展覧会」が当日、国連環境計画本部で開催されました。シュタイナー事務局長は、中国が北京オリンピックで収めた成果に高く評価しました。(万、大沢)