「中国貿易投資促進団」という名称の商務省、外務省、国家発展改革委員会、科学技術省、財政省と工業・情報化省などの政府部門のメンバー、それに機械電力製品、食品、特産品、繊維製品などの輸出入機構と関連組織のメンバー、および200人近くの中国企業家からなる政府買付け代表団が2月の24日から28日までドイツ、スイス、スペイン、イギリスの4カ国を訪問しました。
　中国の温家宝首相は1月の末から2月の初めにかけて、この4カ国を訪問しましたが、その際「中国はできるだけ早く欧州の関係国に買付け団を派遣し、EUからの輸入を拡大する」と述べましたが、これに基づき派遣された陳徳銘商務相が率いるこの「貿易投資促進団」はこの4カ国を訪問して、貿易や投資に関して一連の検討、商談と買付けを行いました。
　EUは中国にとっては最大の貿易パートナーである共に、最大の輸出市場でもあります。一方、中国はEUにとっては二番目の貿易パートナーです。中国商務省のデータによりますと、去年の双方の貿易額は4200億ドルあまりに達しました。