アンゴラを訪問中の中国の陳徳銘商務相は19日、「中国とアフリカの貿易額は去年1068億ドルに達し、史上最高を記録した」と述べました。

　陳徳銘商務相は、「2000年、双方の貿易額は初めて100億ドルを突破した。その後、8年連続して30％以上の増加率を保ったきた。特に、ここ数年双方の貿易協力は急速に発展してきた。同時に、中国のアフリカへの投資も安定して増加している。2008年末までに、直接の投資額は50億ドルに達した」と述べました。

　また、陳徳銘商務相は、「中国政府は今後、4つの面で、アフリカとの貿易協力を発展させたい。第1に、双方の貿易規模を拡大すること。中国はアフリカからの輸入を拡大する。第2に、中国は発展基金や経済貿易協力地域などを利用して、中国企業のアフリカへの投資を支援する。第3に、アフリカへの援助規模を拡大させること。中国はアフリカ諸国にできる限りの、いかなる政治的条件もつけない援助を提供する。第4に、企業が市場の主体となるように、双方の企業が提携のために有効な場を作り、企業間提携へのサービスを強化する」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：安藤）