中国の陳徳銘商務相を団長とする中国貿易投資促進団は26日、スイスを訪問し、スイス連邦のドリス・ロイトゥハルトゥ副議長兼経済相と共に、チューリッヒで行われた中国・スイス経済貿易協力発展フォーラムに出席しました。
陳徳銘商務相は、「今回、中国がヨーロッパに貿易投資促進団を派遣したことは、中国政府が困難な情勢の下で、実際の行動で貿易保護主義に反対し、ヨーロッパと共に危機に対応する立場を表明している」と述べた上で、「中国の産業構造のグレードアップに伴って、両国は省エネや汚染削減などの分野において協力の可能性がある」との考えを示しました。
これに対し、ドリス・ロイトゥハルトゥ経済相は、「中国代表団と調印した買入れ契約および他の文書は両国経済貿易関係の発展を大いに促すことができる。特に、両国の環境保全分野における協力は地球温暖化の防止のために重要な影響を及ぼすことができるだろう」と期待を述べました。(翻訳:周莉 チェック:吉田)
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