北京大学宣伝教育活動会議が14日明らかにしたところによりますと、今年の大卒者の就職時機に当たって、北京市は大卒者に向けコミュニティ責任者助手を募集する計画です。

　国際金融危機の下で、大卒者の人数はこれまでの最高を記録しました。北京市教育委員会の統計によりますと、2009年北京地区の大卒者の人数は2008年より1万4000人増え、21万人となります。このため、市教育委員会は多くの部門と協力して、就職先を拡大し、大卒者のコミュニティを含む末端部門への就職を奨励しています。

　北京コミュニテイ活動委員会などの部門は、政府の出資でコミュニティポストを購買し、コミュニティ助手のポストを設置し、大卒者に向けて、コミュニティ主任助手を募集する政策を検討しています。

　一方、北京市は農村での大卒者が村長を務める政策を続けて実施していきます。今年、初の大卒者村長の任期が満了しますが、市教育委員会は大卒者村長を引き続き募集すると明らかにしました。現在、北京では、8000人余りの大卒者が村長を務めています。（翻訳：トウエンカ）