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温家宝首相、欧州歴訪で危機への中国の役割を示す

2009-02-04 16:59:38     cri    




















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 温家宝首相は3日、欧州四カ国の歴訪を終えて、北京に戻りました。今回の訪問は「自信の旅」と呼ばれています。7日間にわたる訪問期間中、温首相はスイス、ドイツ、EU・欧州連合本部、スペイン、イギリスで60余りのイベントに参加しました。訪問を通じて中国は直面する問題をチャンスとし、世界規模の金融危機に共に対応していくため、自らの役割を具体的に示しました。また、中国と欧州の共同の利益と責任を再び明確に表明しました。

 温首相の今回の欧州歴訪の目的は、国際社会に自信を持つよう促し、協力を強化し、連携して難関を乗り越えていくことにあります。訪問を終えて帰国する前、温首相は北京放送のインタビューに答え、今回の欧州歴訪は確かにその名に恥じない「自信の旅」であり、大きな成果を収めたと強調しました。

 温首相は「中国の伝統的な祝日・春節に、私は友好と自信、協力をもって欧州を訪問した。欧州と中国経済は発展に向けて大きな潜在力があり、金融危機など世界規模の課題に直面し、中国と世界はこれまで経験したことのない速さで団結している」と述べました。

 訪問期間中、温首相は政治会談や演説などの場を通じて、中国が実施している一連の政策について説明すると共に、国際社会が連携して金融危機に対応するよう提唱しました。これについて、温首相は

「世界は中国がこの危機にいかに対応するかに注目しており、中国が世界経済の成長により大きな貢献をするよう期待している。これは中国に対する励ましだと考えている。これについて、私は三つのことを話したいと思う。まず、中国は自国のことをしっかりと行い、世界に迷惑をかけないことだ。これは世界への最大の貢献だと思う。次に、中国は国際社会と連携し、相互協力を強化し、世界経済の早期の回復を促すことだ。第3に、困難な時にあっても、発展途上国の利益に関心を寄せ、特に後進国の損失を減らすため、援助措置を着実に実施し、世界各国の人々に危機に直面する寒い冬でも温かさを感じさせることだ」と述べました。

 訪問期間中、中国代表団は総額150億元に上る38件の協力文書に調印しました。それにはハイテクや新エネルギーなど多くの分野が含まれています。このほか、温首相は買い付け団を欧州に派遣し、技術や設備、商品などを購入することを決定しました。

 また、新しい情勢の下で、欧州との関係発展の方向を定めることも温首相の今回の訪問の重要な目的でした。温首相は

「訪問期間中、私はEUの主要国やEUの指導者と率直に意見を交わした。国交樹立30数年来、対話と協力が双方に大きな利益をもたらし、国際社会にとって共に利益を得るモデルとなり、その意義と影響は非常に大きく、世界の調和の取れた発展に寄与したことで意見が一致した」と述べました。

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