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世界と戦略的立場から中国・欧州関係を重視

2009-01-31 17:01:54     cri    




















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 温家宝首相は30日、ブリュッセルのEU本部を訪れました。EU首脳との会談を通じて、協力を強化して、共に困難を乗り越えることを、当面の中・欧関係の中心だと明らかにし、戦略的な立場から中・欧関係を重視する考えを示しました。さらに、延期された第11回中・欧首脳会談をできるだけ早く再開することについて共通認識に達しました。

 温家宝首相はヨーロッパ訪問期間中、バローゾEU委員会委員長、ソラナ共通外交・安全保障政策上級代表、輪番議長国のチェコのトポラーネク首相とそれぞれ会談しました。首脳間の交流を通じて、中国とヨーロッパが共同声明を発表し、世界と戦略的な立場から中・欧関係を重視して、実務的な協力を行い、共に国際金融危機に対応していく考えを示しました。

 双方が共に表明したように、グローバル化と国際情勢の変化の下、中・欧関係は双方の関係だけに限らなくなっています。バローゾ委員長は「当面、世界は多くのチャレンジに直面して、中・欧協力の現実的な意義がより目立つようになった」として、「EUと中国は緊密な協力を通じて共に利益が得られる。この協力は双方だけではなく、国際社会全体に対しても重要だ。中国とEUの力強い協力がなければ、世界が直面している多くチャレンジが解決できなくなる」と述べました。

 30年間の発展を経て、中国とヨーロッパの関係は全面的で様々なレベルと分野で展開する協力になり、互いに重要な貿易パートナーとなっています。温家宝首相は5年前に中・欧関係を全面的な戦略パートナー関係へとレベルアップするよう促しました。温家宝首相は「中・欧関係の影響は引き続き拡大していくに違いない」として、「中国政府はヨーロッパとの関係を外交政策の重点にしてきた。これは終始変わらないものだ。世界最大の国家集団と世界最大の発展途上国が相互信頼を増やし、協力を強化することは世界の平和、安定そして繁栄に大きな影響を与えるだろう」と述べました。

 共同声明の中で、双方はマクロ経済政策の調整を強化し、金融危機を乗り越え、貿易と投資の利便化と自由化をより推進することを強調しました。双方は航空、安全生産、クリーンエネルギー、知的所有権保護などの分野における協力契約書に調印しました。

 さらに、今回の会談で2つの重要な決定をしました。1つは今年4月に、第2回中・欧経済貿易ハイレベル対話を行うことで、もう1つは年内に第11回中・欧首脳会談を行うことです。この2つの決定は「特別の意義がある」と、バローゾ委員長は見ています。

 「中・欧関係は貿易投資などの分野に現れるだけではなく、政治面にも現れる。中・欧経済貿易ハイレベル対話メカニズムは4月に行われ、また、ほかの対話メカニズムの確立も喜ばしく思う。また、中・欧サミットも早いうちに開く予定で、詳細は適切なルートを通じて知らせる」と語りました。

 中・欧関係に生じた隙間について、温家宝首相は「中・欧関係発展の方向は一時や一事で変わることなく、双方の協力に自信がある」ことを強調して、「物ごとは挫折の中で進んでいる。中国とEUは手を携えれば、金融危機を乗り越え、双方の経済、社会が全面的、かつ持続的に発展できる」と述べました。

 さらに、温家宝首相は、「中国とEUは以上の目標を実現するためには、相互信頼、相互尊重、平等互恵、特に互いの関心を顧み、紛争や矛盾を起こさず、中・欧関係に傷けないことが最も大事だ」と語りました。(翻訳:ヒガシ)

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