国連安全保障理事会は3日夜、イスラエル軍がガザで地上攻撃をおこなった数時間後に緊急会議を開いたものの、イスラエルとパレスチナの紛争停止については一致に達しませんでした。
安保理はアラブ諸国の要求に応じてこの緊急会議を開いたもので、席上、リビアはアラブ諸国を代表して、安保理に議長声明草案を提出し、イスラエル軍の地上攻撃に注目を集め、直ちに攻撃をやめ、ガザ地区から撤退するようイスラエルに呼びかけています。そして4時間ほどの交渉をへたものの、この草案については見解の一致を達しませんでした。
リビアの国連大使は会議後の記者会見で、「この声明草案は安保理での交渉で多くの支持を得たものの、アメリカに拒絶された」と語りました。(01/04 翻訳者:Lin)
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