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中国商務省、WTO紛争で初の敗訴に遺憾の意

2008-12-17 12:48:26     cri    

 中国商務省のヨウ堅報道官は16日北京で、「米国やカナダ、欧州連合(EU)による中国が自動車部品の輸入に高率の関税を課していると訴えた通商紛争についてWTO・世界貿易機関の上級委員会が、中国はWTO加入当時の約束を破ったとい米国などの主張を認めなかったことに感謝の意を表す一方で、中国の敗訴が確定されたことに遺憾の意を示す」と述べました。

 WTOはジュネーブの現地時間15日に、上級委員会報告を発表し、7月に出された一審に当たるパネル(紛争処理小委員会)報告の一部、つまり自動車の輸入部品の使用率が60%を超えた場合に、中国がメーカーに完成車並みの25%の税をかけることは国民待遇の関連規定に違反したという内容を認め、中国のWTO加入後初めての敗訴を確定しました。しかし、中国がWTOに加入した当時の約束を破ったという米国などの主張を認めませんでした。

 関連規定によれば、この報告は30日以内に、世界貿易機関の紛争処理委員会に採決され、発効することになります。そして発効されれば、中国は期限内に、ルール違反の部分を改善しなれけばなりません。この期限は当事者の相談結果、あるいはWTO仲裁機構の判断で決められます。(翻訳:KH)

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